2016-03-23 第190回国会 参議院 環境委員会 第3号
私も、地質分野あるいは変動地形学の専門家では必ずしもございませんので、先生方のそのお話を伺うにすぎないのでありますけれども、断層というのはいろんな種類がございまして、S—1断層というのは、自分で地震を起こすようなものということではなくて、何らかの別の動きがあったときにその断層面に沿って変位が生じるという可能性がある、そういうようなものというふうに考えられておりまして、その力の源はどこなのかということをいろんな
私も、地質分野あるいは変動地形学の専門家では必ずしもございませんので、先生方のそのお話を伺うにすぎないのでありますけれども、断層というのはいろんな種類がございまして、S—1断層というのは、自分で地震を起こすようなものということではなくて、何らかの別の動きがあったときにその断層面に沿って変位が生じるという可能性がある、そういうようなものというふうに考えられておりまして、その力の源はどこなのかということをいろんな
特に南部では、数キロの間隔で近接する花折断層帯の一部と琵琶湖西岸帯との活動の関連がある可能性がある両断層帯の地下の断層面の形状等を明らかにする必要があるということが言われています。
今のお尋ねの活断層の話ですが、「もんじゅ」の西側に位置する断層、C断層と白木―丹生断層二本が、断層面は約六十度の傾斜を持っているというふうに、原子力安全委員会そして原子力安全・保安院の耐震バックチェックにおいてそのことが評価をされております。認識をしております。
(吉井委員「関電は」と呼ぶ)関西電力美浜原子力発電所につきましては、敷地の表面に活断層が確認されているわけではございませんで、施設の地下深くに活断層面が想定されているということでございます。 以上でございます。
それから、胎児の心音というか、それと断層面をとらえればいいわけですから、妊娠の診断とかに使われていたわけですね、静止画像で一枚だけ。で、今超音波検査、その後どうなったかと。皆さんも御存じのように、リアルタイムで動きがとらえられる、それがこの検査の有用性であり、どんどん進歩してきた原因なんですね。
その震災、災害の方でありますけれども、東海地震が起こりますと、もし一八五四年と同じような、駿河湾の奥から熊野灘ぐらいまでの地下で非常に広大な断層面が破壊するという巨大地震が起こりますと、まず、阪神大震災と中越震災があちこちで、随所で同時多発するというようなことが起こります。つまり、沼津、三島あたりから尾鷲ぐらいまでの各都市で都市型の震災が起こるわけです。 それと同時に、山地でも山地災害が起こる。
それぞれの学校が断層面の上にあるのかないのかということでも補強の私は強弱があってしかるべき。 今、文部科学省からお返事がありましたように、各学校によっては少し手を入れるだけでいいものと、あるいは安全なところへ合併しようというものもあるし、私は、いろんな手だてが、地方自治体で知恵があると思いますけれども、緊急性を要するものは当然しなければいけないと。
あるいは、東海地震の震源断層面は複雑な岩石破壊の仕方をするだろう、マグニチュード七から七・五クラスの大地震が連発する多重震源になる可能性もある。こういうような指摘をそれぞれ、予知連絡連の会長であったり、要するに地震学の専門家であったりしている方々がお話しされているんですね。
現在の技術ではその地震の波形から断層面を推定するのに早くて三十分、物によっては一時間くらい掛かると。その段階においてはもう既に津波が到達する可能性がございます。私ども、その地震の波形処理の高度化について様々な研究者と意見交換をしておりまして、先生御指摘のとおり、迅速な断層面の断定、これについて鋭意取り組んでいきたいというふうに考えております。
侵食されて消えていくことはなく、震源断層面のずれが地表にあらわれていない場合であっても、周辺に断層が認められたり、その活動の結果が地表付近の地形または地質構造に影響を与え、それが何らかの痕跡として認められるものであります。
さらには、今度の地震は右横ずれと申しまして、こういう鉛直な断層面がずるっと水平方向にずれるというような、典型的な右横ずれ断層というものでありまして、決して上下方向にずれるというような地震でもございませんでした。そういう意味から見ますと、特に変わった地震だというふうには考えなくてよさそうであります。
本当は断層面というものなんですけれども、その面を省略して断層と言っております。 面ですから、それが地表まで届きますと地表面との交線になりますので、線になります。それで私たち、よく断層、断層と言っていますけれども、今申しましたように実は面である。だけれども、その面の位置を示すときには、地表との交線、線を一本書きまして、これが断層だと言っております。
そこで、確かに今御指摘のように、この区間につきましては小仏層が主体でございますが、調査によれば、蛇滝の下流それから琵琶滝の下流を結ぶ断層と交差することが想定されますが、この断層は、断層面に沿って幅五センチメーターぐらいの断層粘土を伴うとともに、断層周辺部一メーター前後の粘板岩が片状となっている程度の小規模なものでございます。
○菅野久光君 この白神山地の森林施業の総合調査のうちで、昭和五十九年に実施されたものについて中間報告として出されたものを見ますと、地層によっては軟質で、吸湿、膨潤するため、断層面は雪崩等と相まって崩壊の原因となる、こういうような調査結果が出ておりますね。そして今お答えのように、環境保全という面でも重要な地域だと。
内陸の地震の特徴と申しますと、太平洋沿岸の低角の、つまり角度の緩い断層面に基づく地震は、再来時間と申しますけれども、二回目に起こる時間が短いのでございます。 たとえば、南海地震などは百年に一週ぐらいの割りで起こっております。
だから、掘ってある十六本は、この断層面を切るボーリングによってこれがどれだけの断層になっておるのかというのを見なければならぬわけです。東電側が当初言っておったのは、その並べ方を、断層が出てこないこちら側の部分のボーリングはこうです、今度はここの断層の下の部分のところもそれに沿って図面を見せるということですから、どっちを見てもわからぬわけだったんです。
しかし、その出発点となった大きな断層面というものは、実はここ二、三年よりもう少し前のときに考えられておったことでございまして、安政東海地震の被害の状況を詳しく調べるために古文書の発掘を行いまして、それによって再度評価し直してみたところ、従来想像されておったよりもその震源域が東に寄っている、しかも駿河湾の奥に入ってくるというふうに考えられる、こういうことでございます。
恐らくその断層面も、元禄の地震か大正十二年の関東地震か、それと似たようなものだと思います。そうだとすると、やはり東京では家屋の倒壊はないだろう。関東大地震で十万人以上の方が亡くなったのは、東京では全部焼け死んでいるわけですね、湘南地方ではつぶされた人もありますけれども。ですから、そういうことはそういうふうに想定していろんなことを考えてよろしいのだと思います。
○浅田参考人 東海地震に関しましては、たとえばこういう断層面が滑るであろうというような想定は学界でなされておりますので、かなり正確に位置は考えられる。ただし、それでは絶対にそれは間違いないかと言われますと、何か見当外れをしている可能性はまだ残っておると思いますけれども、大体こういう断層面が東海地震を発生させるのであろうということは考えられております。
「各断層とも地表部で断層面の露頭は見られないが、地層の急傾斜や褶曲によって断層の潜在性が推定し得る地域もあるとしている。」と、こう書いてありますね。そうなりますと、この「リニアメントが見られる場所と一致する。」云々と書いてあるわけですが、これは地表面では露頭は見られない。
そうして七ページの方で、地表部で各断層とも断層面の露頭は見られない。そういうような形の中で、八ページには、敷地内で最も顕著な中央部の断層は地すべり性のものなんだ、こういうふうな決めつけがなされているわけです。
しかも断層面である。それなら、ガスが当然出るということは、これは予測されるはずです。それがこういう事故が起こったということは、やはり私は、何かそこに手抜かりがあったんだ、こういうように思えてしょうがないんです。 これ以上私質問はいたしませんが、そういう状態の中で、いま聞いただけでも非常に疑問がある。